就労者のメリット、会社のメリット

 

 就労者のメリットになることが、会社のメリットにもなる、という順番になっていることが大切です。こういった体制になっていることが、結局は、その会社の高生産性、高効率へとつながります。こうなっていないと、あちこちに無理がきがちであり、余計なことに労力が使われてしまうことになります。就労者のモチベーションも下がってきます。また心身が不調になるリスクも高まり、うまく機能しなくなります。つまり十分体制が整ってないと、短期的には大丈夫のようにみえても、長期的視野にたつと就労者も会社も長続きしません。

 就労者の心の不健康の上に会社が成り立つということがありうるでしょうか。就労者のこころの健康は会社にとってメリットのはずです。

 一般に就労者は会社に貢献したいと願っているものです。そのような気持ちが生じなくなるような職場環境にならないように配慮も必要です。